このブログについて

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ちょっとお堅いお話になっているかもしれません。読者におかれては必然のものではないかもしれません。けれども、今日の情報社会において各情報の担保は極めて重要なことであり、それなしではもはやその情報に価値がないという時代です。

もちろん、情報そのものの価値は必ず担保されなければいけないということはなく、各自が自身の知恵・知識をもって取捨選択する必要もあります。けれども、実際には世の中のありとあらゆる専門的な分野に対して、その情報の正誤を判断できるだけの知識を持ち、しかも時代とともに変遷していくことも追っていくということは不可能だというのも事実です。

例えば、私自身が自宅を建ててもらうときに関連書籍を10冊ほど読みました。しかし、それは自分で「ここの柱は構造力学、材料力学的に最低でも250mm角材でなければならない」という判断をするためのものではありません。10冊ごときでそんな知見を得られるわけもありません。ここで得た知識と今まで培ってきた知恵でできることは、お願いする建築士の方をきちんと選べるということで限界でしょう。

つまり、「餅は餅屋」です。ただ、その餅屋に対しての判断が必要だということです。その判断のための情報というわけではないですが、ブログで情報を発信していくに当たって、私の経緯のようなものを述べることは大切なことではないかと思ったので、ここに記しておきます。

「教育」というものの私見

世の中にはいろいろな専門家(自称も含め)がいて、いろいろな考え方があります。どのように考えるかは当然各自の自由ですが、実際に子どもたちと接していて、しかも小さい頃から成人するまでの成長過程に、客観的に分析できるほど多く触れられている方は少ないように思えます。さらに、実際に触れているだけでなく、成長を促す施策をあれやこれやと試みて経過観察的なことができている方となると本当にごく僅かではないでしょうか。

私自身は20年以上教育に携わっている中で、その時間のほとんどを直接子どもに接する時間に当ててきました(その代償として、いわゆる経営・経理というものには蓋をし続けてきたわけですが…)。その間、子どもたちには常に何かしらの刺激を与え、その刺激に対しての即時的な反応と漸進的な反応を観察し、そこで得た情報をフィードバックさせて、また刺激を与えてということを繰り返してきました。

私の中での「教育」とは、ある意味子どもの観察から始まるものであり、それなしには行えないものであると思っています。当然ですが、自身が直接子どもに触れて得られる経験の量は知れており、書籍やインターネットからなどから得られる情報も、自身で得た情報にミックスさせて一つの教育論(?)のようなものを構築しています。

もはや私自身はいわゆる渦中の中におり、どうやっても知りえることができないのですが、書籍を読み漁ってもインターネットでひたすら調べても情報が得られない、もしくはご自身が子育てにおいて感じたことを担保してくれる情報がないというが現実なのではないかなと思っています。

ここまで言っておいてあれですが、読者の方に満足してもらえる情報をどれぐらい発信できるのかと思うと、超楽観的な私といえどもちょっと大きく出過ぎたかもと思ってしまいますが、少しでも役に立つものであれば幸いだなと思っています。

本ブログの私自身のモチベーションの根源は、私が膨大な時間をかけて得た経験・知識・知恵をご家庭の教育、学校の教育、学習塾の教育、どこででも利用してもらって、少しでも子どもたちの今の笑顔、そして大人になったときの笑顔が増えれば良いなというただそれだけです。