【楽チン】「早い、らくちん、忘れない」これで君も暗記マスターだ!

勉強法 受験

3日ネコ「時間をかけて暗記をしようと思っているんだけど、ちょっとでも楽になる方法はないかなぁ…」

「ありますよ!けれど、その方法を習得するのには、まず脳における記憶のメカニズムを理解しないといけません。それが分かると暗記の苦しさからは解放されますよ!」

脳における記憶のメカニズム

脳はまだまだ解明されていないことが多い器官ですが、記憶については結構研究が進んでいます。ちょっと簡単にまとめると

  • 脳には短期記憶の領域と長期記憶の領域がある
  • 短期記憶は数日ぐらいが限度
  • 短期記憶の中から重要と判断されたものが長期記憶に移る
  • 重要でないと判断されたものは忘却のゴミ箱へ…

ここで気になるのは「重要と判断される」ものです。重要と判断されれば、一気に出世して長期記憶という天国に、一方、重要と判断されなければ途端に忘却のゴミ箱という奈落の底へ真っ逆さま!

脳に重要だと分からせる

この天国か地獄かの分かれ道、重要かどうかを決めるのは「反復性」です。

脳は同じ刺激が繰り返されると、重要だと判断して長期記憶に移す

意外にこの特徴を理解して商売に結びつけているのが広告業界。広告の主たる目的は、広告内容を少しでも多くの人たちに覚えてもらうこと。そのためにありとあらゆる方法で覚えてもらおうとするのですが、その中心には刺激の回数があります。

ゴールデンタイムにひたすら広告を流し続ける

財力にものを言わせて取り留めなくCMを流せば、間違いなく覚えてもらうことができます。テレビを見ている人は、覚えるつもりがなくても覚えてしまうぐらい!

すごい技術です。「覚えるつもりがない」人に覚えさせるわけですから。この技術を勉強に使わない手はありません。ぜひ、取り入れたい!!

大切なことは

繰り返し行うこと

ただそれだけ。

これを踏まえて、ちょっと暗記法を考えてみます。

テレビを見るかのように覚える

暗記は「う~~ん」と唸ってするものではありません。テレビを見ているときと同じようにリラックスしてぼぉっとしていても、覚えることはできるのです。当然、根性なんて1ミリもいりません!(僕は根性論が嫌いです!!)

暗記で大切なことは反復回数です。唸っている暇があるなら、少しでも回数を稼ぎたいところ。書いて覚えるというのも、書くと時間がかかるのでカット!ただ、そうすると目で見ているだけとかになってしまいますが、それだと眠たくなってくるので、声には出すようにします。

  • 暗記は手でしない、口でする
  • 3秒以内に答えられないなら答えを見る(3秒ルール)
  • そのページをすべてミスなく言えるまでひたすら繰り返す
  • 最低3日間、同じページを繰り返す(3日ルール)

この方法は実際にやってみると分かりますが、淡々とできてしまいます。苦しいという思いは全くありません。それどころか爽快さを感じるぐらい、サクサクとページが進んでいきます。ちょっと不安になるかもしれませんが、そのまま続ければOKです!

次の日も、次の日も同じように行います。もし時間が許すなら1週間もすればもう完璧です。ただ注意するべきことは

長期記憶されたものを消す方法はない

忘れたいと思っても、残念ながら忘れる方法はありません。ですので、この方法は自己責任でお願いします。

ものによっては書くことも必要

脳の暗記はただひたすら回数を繰り返すだけでできます。ただ、これだけで困るのは「書く」という行為そのものです。実はこれでは漢字やスペルを覚えることはできません。なぜなら、

漢字やスペルは手で覚える

からです。「手で覚える」ものは書く以外に方法がありません。漢字とスペルは泣きながらでもよいので書いてください。

書けなければ1行書く

というルールでいいでしょう。覚えてないことが発覚したらノートに1行書きます。

コツをつかめば暗記は味方!

暗記はセンスがいらない世界です。コツをつかめば誰でもできます。努力を裏切られることはありません。そういう意味では

「暗記」は僕たちの味方!

もしそう思えたら、勉強の勝負では勝ち戦がほぼ確定です。
エンジョイ勉強ライフ!