壁を確実に壊す方法【壊せる壁を選びます】
僕の好きな言葉の一つ、元男子プロテニスプレイヤーの松岡修造さんの言葉です。
100回たたくと壊れる壁があったとする。
でもみんな何回たたけば壊れるかわからないから
99回まで来ていても途中であきらめてしまう。
人生において、壁を壊していく必要性はないのかもしれません。でも、壁を壊したときに得られる快感は格別です。ですので、一度でもそれを体感すると病みつきになり、さらなる壁にチャレンジしていく人たちも少なくないように思えます。
単純といったらあれですが、パズルを解いているときは感覚が近い気がします。解けたときの快感を忘れることができず、より難しい問題にチャレンジしていくといった感じでしょうか。
何故かわかりませんが、僕はよく「失敗したことないんじゃない」と言われます。そんなことはないのですが、成功しまくっているイメージなのでしょうか。ただ、失敗を回避するというか、壁に立ち向かっていって確実に壊していく方法はないわけではありません。
ちょっとその話をしたいと思います。
壁を確実に壊す方法
【壊せる壁を選んでいます】
壁ってどうやって壊すのって聞かれると、絶対に必要なことは
- あきらめない心
です。目の前にある壁がどれぐらい叩けば壊れるのかは分かりません。まだまだ膨大な時間がかかるのか、あと少しで壊れるのかは、なんとなくは分かっても、正確には分からないのです。
ただ、僕もそうですが、壊せない壁があるとき、へこたれそうになるのは事実です。時間をかければかけるほど、後には引けなくもなりますが、辛くなる瞬間もないわけではないでしょう。
そういう時に助け船になるのが、すでにその壁を壊している人からのアドバイスです。この時、もちろんどうやって壊したのかという具体的な話も大切ですが、壊すのにどれぐらいの時間・労力(努力)を要したのかという点も大切だなと思います。
壊せた人に「いやぁ、僕も3年ぐらいかかりましたよ」と言われるとちょっと気が楽になります。「これができるようになるのは、3年はかかるのか」って思えると、また努力していくことがしんどくなくなりますね。
でも、実はこんな感じで壁を壊し始めると、結果失敗ということは避けられません。先ほどの話で「いやぁ、10年はかかりましたね」と言われたら、それは無理だと思って諦めてしまうかもしません。
壁を確実に壊す秘訣【決断をすること】
壁を壊すコツっていうと語弊があるかもしれませんが、ほぼ確実に壊す方法があるのはあります。それは壊せる壁を選ぶといった感じのものです。
まずは事前準備として情報収集
壁を確実に壊すためには、前準備が必要になります。まず、気になっている壁の情報を収集します。その壁を壊すために必要な条件は特に重要な情報となります。
- およそどれぐらいの時間・期間がかかるのか
- どれぐらいの費用がかかるのか
- どれぐらい、心身を駆使しないといけないのか
つまり、「この壁を壊すのにどれぐらい叩かなければいけないのか」という情報ですね。この情報収集は今後を左右するものなので、労力を惜しまず時間をかけてください。あとで「思いのほか厳しかった」ってことになると諦めざるを得なくなります。それは絶対に避けたいわけですから。
きちんと覚悟を決める
情報がおよそ収集し終えたら、その壁に立ち向かっていくのかどうかを考えます。
- 「自分はこれらのことを費やしてでもその壁を壊したいのか」
- 「この回数を叩かないといけないと分かった上でもチャレンジするのか」
ということを自問自答します。「壊せるまでは諦めない」という覚悟を持てるのかどうかですね。ここできちんと覚悟を決めれたら、ほぼ確実に壁は壊せることになります。
あとは叩き続けるだけ
覚悟を決めることができたら、あとはひたすら壁を叩き続けるだけです。どれぐらい叩かないといけないのかを分かってチャレンジしているので、途中で諦めることなんてありません。
となるわけです。
このように行うと、ある意味、壁に立ち向かうことを決めた時点で壁は壊れる算段になっています。換言すると、壊せる壁を選んでいるようでもありますね。