人生で後悔をしない2つの方法【することは1つです】
僕が19歳のときに「二度と後悔しない」と決断したときのお話です。
僕は後悔しないと決断してから、20年以上も生きてきて一度も後悔していません。それは決断力が強いとかいう問題じゃありません。というか、決断して後悔しなくなるなら誰だってしませんよね。大切なのは決断とかではありません。重要なのは「考え方を変える」です。
人生で後悔をしない2つの方法
【後悔をしない考え方】
思考は言葉から始まります。後悔しないための言葉は次の2つです。
- 選ばなかった道が今より良かったどうかなんて誰にも分からない!
- あの状況でその道は選べなかった。この失敗は仕方がない!
この2つの言葉のそれぞれの使い方について、お話したいと思います。
1つ目:選ばなかった道について
後悔というのは、過去を振り返って「あの時、こうしておけばよかった…」と思うことです。誰でも一度は経験したことがある思いではないでしょうか。しかし、この思いってよく考えると少し変なんです。
「こうしておけば」=「仮に〇〇をしておけば」ってことですが、仮にこの〇〇を選んでその行動をしていたら人生は今よりも良いものだったのかと言われると、多くの場合は「分からない」という答えになります。
例えば「あの時、告白しておけば…」と思ったとしましょう。なんか後悔してますよね。でも、仮に告白をしたとしたら、今より良いことになっていたのかと言われると、イエスと即答できるわけではありません。単に
(もしくは)
今の状況とは違っていたかもしれない
と言えるだけです。違う道を選んでいたとしても、現状より良かったのか悪かったのかは分からないわけです。分からない理由はいたって単純で
からです。もう一つの道を歩いてみて比べることができないんですね。なので、選んだ道とは異なるもう一つの道が、実際に良かったのか悪かったのかはわかりません。
このことから、僕は次のように思うようにしました。
- 選ばなかった道が今より良かったどうかなんて誰にも分からない!
こう思うだけで後悔することがなくなります。僕の感覚では、半分以上の後悔はこれで解消されるのではと思っています。これでとても楽になれます!
2つ目:この失敗は仕方がない!
もう一つは、当時その道は選べなかったんだというものです。
これは、別の道を選んでいたら明らかに(もしくはかなりの確率で)良かったと分かるものです。なので、後悔をしてもしきれません。
実はこの後悔はいわゆる失敗というものから来ています。失敗は人生には付きものなのです。どんな人にも失敗は必ずあり、その失敗は後悔しようと思ったら後悔できてしまいます。
でも、すべての人が失敗したときに後悔しているのかというとそうではありません。僕自身も失敗はしても後悔はしません。それは、道を選ぶときに次のことをしているからです。
時間のある限り、選択肢を吟味し、可能なかぎり失敗を回避しようと努力して道を選ぶようにする
適当に道を選んだら後悔せざるをえないですが、きちんと考えたなら失敗は仕方がないものです。
- あれだけ考えてこの道を選んだんだから、失敗しても仕方がない。同じ状況なら誰だってこの道を選ぶだろう!
って思えるぐらい考えて行動していれば、後悔はしなくて済みます。これは逆にいうと、後悔しない方法というよりも、後悔しないように可能なかぎり考えなさいというものかもしれません。
↓
結果、失敗しても仕方がないと思える
(後悔することがない)
ということですね。
それでも後悔をしてしまう方へ
あの時、もうちょっと考えれたかもしれません。もっと冷静になるべきだった。
後からなら、思うことはいくらでも出てきます。失敗しているのですから、その原因は必ずあるのです。でも、失敗する前の自分には、それが分からなかったということです。その時の自分にそれが分かり得たのかということです。
僕は基本的にはそれは回避できないと思っています。もし回避できるなら、その人は成功だけの人生を送っていることでしょう。でも、そんな人はいませんよね。
後悔しようとしている自分は失敗をして成長した自分なので、回避できたと錯誤するのです。当時の失敗する前の自分では、絶対に気づけないことだったはず。なので、失敗は仕方がないものなのです。
- 当時の自分ではこの失敗は仕方がないんだ
と思えたら最高ですね!
まとめると
やるべきことはただ1つ。
- 道を選ばないといけないとき、可能な限り考え行動する!
ある意味、選んだあと「これで失敗しても仕方がない!」と思えるぐらいに。そうすれば、一切後悔することはなくなります。後悔しそうな時に、
- 選ばなかった道がどうなのかは誰にも分からない!
- あの状況で他の道を選べるやつなんていない。失敗は仕方がない!
って思えれば、それでOKなんですから。