【できる】ケアレスミスを減らす方法【「確かめ」では減りません】
まいぺーすネコ「テストでミスが減らない…。いつも確かめもなんとなくしてるんだけどなぁ」
そもそも「確かめ」でミスって減るの?
テストでミスをしてしまう。人間なんで、ある程度は仕方がないですよね~。
でも世間は厳しく、それを許してはくれません。酌量の余地なく減点かバツされてしまいます。
ミスを減らすにはどうしたらいいんでしょう。こんな話になると決まって登場するのは「確かめ」です。テストだと余った時間で確かめをしましょうといった話になるわけです。
でも、「確かめ」は2つの点で上手くいきません。1つは
という点です。テストは確かめの時間も考えて時間を設定していたりしません。丁寧に確かめをするための時間はないと考えるべきでしょう。だからと言って、確かめをするために急いで問題を解くという作戦は本末転倒です。
という結果につながるだけです。もう1つは
という致命的な問題点です。正確にいうと、発見が不可能なわけではないんですが、高度なテクニックを要します。確かめでミスを発見するには
- まず深呼吸でもして落ち着いてから
- 頭の中をリセットする(思い込みをなくす)
- ミスしやすいところを特に注意しながら
- 1つ1つ丁寧にチェックしていく
最低でもこれぐらいの工程が必要というか、高度な技術だと思います。限られた時間の中でこんなことが的確にできるなら、そもそもミスなんてしないでしょうね…。
結論は
ではどうしたらいいんでしょうか。
ミスをしないようにする
答えから言うと「ミスをしないように心がける」です。いやいや、そんなことができるなら悩んでないし!っていう声が聞こえてくる気がしますが、意外と不可能ではありません。
いったん頭の中でミスをしてしまうと、テスト中には正しいと思い込んでいる(信じている!?)ので、ミスには気付けません。何度確かめても気付けなかったという経験、あると思います。
そうなると解決策は
しかないのです。そして、これはそれほど難しいことではないんですね。ちょっと過大広告っぽくなってしまっているので、修正すると
です。テスト中だけミスを減らすことはできません。普段からミスをしないように心がけることが大切になります。
どうやってミスを減らすの!?
実はミスには2種類あります。
- 不注意によるケアレスミス
- 人間ゆえの人的ミス
減らすことができるのは不注意のためにしているケアレスミスです。人間ゆえの人的ミスは人をやめない限りなくせません。
この2つのミスを分かりやすく言い換えてみると
- ケアレスミス = 事故多発交差点での事故
- 人的ミス = 何の変哲もない平らな道でのつまずき
ケアレスミスとは、事故多発交差点で事故をしているようなものなのです。つまり、左右の確認を怠って事故をしているんですね。これは注意をすれば避けられる事故ですよね。
一方、人的ミスは、何の障害もない平らな道でつまずいているって感じです。これは注意しようがありません。一歩一歩、左右を確認して前進するわけにはいきませんからね。
ケアレスミスを減らそう!
ケアレスミスはきちんとルールを守って行えば、かなり減らすことができます。
- どこが事故多発交差点かを知る
- その交差点に差し掛かったら立ち止まる
- 安全を確認して渡る
問題を解くときも同じです。
- ミスしやすいところを知る
- そこに差し掛かったらいったん落ち着く
- ミスしないように丁寧に行う
車の運転とかだと指差し確認を行ったりしますが、勉強でも非常に有効です。
ミスしやすい交差点ごとにチェック項目を設けておくわけです。
この方法でどれぐらいケアレスミスを減らすことができるのかは、個人差があるかもしれません。まぁ、交通事故に合いやすい人がいるのと同じな気がします。ただ、誰でも減らすことができるのは確かです。細心の注意を払っても事故が減らないって人はさすがにいないでしょう。
ただ、これはテストのときだけでなく、普段もしないといけません。習慣のようなものですからね。
ちなみに僕がミスをしないように心がけている点は次のとおりです。
- 設問文を丁寧に読む(「てにをは」もきちんと!)
- 設問文を読みながら絵、表、図、グラフなどをかく
- 式、途中式は書く
- 筆算は書く(=暗算はしない)
- 繰り上がり、繰り下がりも書く
- 途中で求まった値(数字)は図などに書き込む
- 答えを書くときにはもう一度設問文を確認する
ちょっと思い返すだけでもこれぐらいのことは常に心がけています。
ついでに挙げておくと、数学における3大ミス、つまり皆さんが本当に死んでしまうかもしれないほど事故に遭いまくっている3大交差点は次のものです。
- 分配法則
- 代入
- 移項
これには細心の注意を常に払うことをおすすめします!
いずれにしてもミスを減らすポイントは
ことです。普段から心がけておけば、自然と減っていくものですよ。