【具体的】英単語の暗記法【大切なことはたった1つ】

勉強法 受験

ぱんくウサギ「英単語とか歴史とか、覚えることたくさん!もう耳から漏れてきそう…」

「暗記法は基本、英語でも社会でも同じ。今回は英単語の覚え方(英語から日本語)に焦点をあててみます」

暗記を上手くするために大切にすることはたった1つ

脳の反復性
脳は繰り返し送られてきた刺激を覚えようとする

脳のこの性質を利用して暗記をしていきます。脳が勝手に覚えてくれるので僕たちは簡単な作業をしていくだけ。「勝手に暗記法」といってもいいかもしれません!
参考:【楽チン】「早い、らくちん、忘れない」これで君も暗記マスターだ!

では、「勝手に暗記法」の説明をしていきます。

僕流の英単語の暗記法
シス単で暗記法を実践してみる

「勝手に暗記法」のメリットは

  • さくさく進むので快適
  • 時間もかからない
  • 書く必要もない
  • 合間の時間でも大丈夫
  • それでもって一度覚えると忘れにくい

ここまで言うと逆に嘘っぽく聞こえますが、騙されたと思って一度やってみてください!

あっ!それと脳の反復性というのは「繰り返し回数が多いほど覚える」というもので、1単語にかけた時間が長くても短くても暗記には全く関係ありません。なので、例えば10分間するなら

1単語1分のペース ⇒ 10分で10単語 ×
1単語10秒のペース ⇒ 10分で100単語 〇

という感じで100単語の方が断然よいのです。ぶっちゃけ、暗記の量が10倍も違ってしまいます。このことは頭の隅に置いておいてください。

「シス単」で説明してみます

有名なシステム英単語(略してシス単)の最初のページを使って説明していきますね。別に単語帳自体は何でも大丈夫です。

シス単の場合、ミニマルフレーズというものもあって、そちらを覚えるのも悪くないのですが今回は単語の方でいきます。

10個ぐらいで繰り返す方がいいので、見開きの9個を見てみます。

follow   ~(の後)に続く、に従う
consider  ~を考慮する
increase  増える;~を増やす
expect   ~を予期する
decide   ~することを決意する
develop   発達する;~を発達させる
provide   ~を供給する、与える
continue  続く;~を続ける
include   ~を含む、含める

ちょっと赤字の意味だけ書いてみましたが、それだけでも果てしなく複雑ですね。こんなの覚えられません!(覚えられたとしても時間がかかりすぎです!)意味が2つ以上載っている場合は気に入った1つに印を入れて、それを覚えれば十分です。また、「てにをは」も特にいらないので気にしなくていいです。それで整理すると

シンプルが脳にやさしい

follow   ~に続く
consider  考える
increase  増える
expect   予期する
decide   決意する
develop   発達する
provide   供給する
continue  続く
include   ~を含む

こんな感じで全然OK。細かい意味なんて気にしません。出来るだけスッキリさせて覚えやすくするのが絶対です!
*細かいところは単語帳で覚えるわけではありません。また近々説明します!

1日目、何も気にせずさくさく進めます

1日目のノルマは1~100の100単語です。早速作業開始です。守るルールはただ1つです。

1秒ルール

  • 1秒以内に意味イメージが頭の中に浮かばなければアウト!
  • アウトの場合、すぐに意味を見て、その瞬間覚えて振り出しに戻ります
    (今の場合、followに戻ります)
  • 最後まで1秒ルールでいけたら、次のページです

この1秒ルールは、繰り返しの回数を増やすためのルールです。1つ1つの単語に時間をかけるより、回数をこなした方が脳は覚えてくれるんです。これが「勝手に暗記法」の神髄です!

また、イメージというのは、「follow ~に続く」の場合、日本語の「~に続く」と言われてイメージするものです。日本語が明確に浮かばなくても構いません。その単語の雰囲気が思い浮かべばOKで次の単語に進みます。

また、やってはいけないことは次のことです。

やってはいけない

  • 「ん~」と唸って思い出そうとする(時間の無駄です)
  • スペルを書いてみる(時間がかかりすぎます)
  • 2つ目の意味も覚える(時間の無駄です!)
  • 派生語も覚えようとする(時間の無駄です!!)
  • 不安になって途中で前のページに戻る(気にしたら負けです)

基本的に時間の無駄をなくします。

時間がかかる ⇒ 反復回数が減る ⇒ 覚えられない

時間をかけてはいけません。反覆回数を減らすなんて言語道断です!暗記に気合とか根性なんていりません。必要なのは回数のみ!

ちなみに、ちょっと1秒がシビアだという方は3秒ルールとしても構いません。できるだけテキパキと進めたらOKです。

以上ことを大切にして「見開きの10個ほどをクリアしたら、次のページへ」を繰り返し100単語やったら、本日は終了です。

2日目もさくさく進めます

次の日はまずは復習からです。1~100までの100単語をさっきと同じやり方で復習します。1回目より断然楽に行けるはずです。

それが終わったら、次の101~200の100単語です。それほど苦しむことなく作業は終了するはずです。これが終わったら、2日目も終了です。

3日目もさくさくです!

同様にまずは復習からです。1~100、101~200までの復習です。それほど時間はかかりません。で、新しく201~300を進めて、終わったら終了。

4日目以降も同様に!

どこまで復習をし続けるか悩むところです。可能なら1週間は行いたい。時間が厳しくても3日間は絶対です。

こんな風にやっていくわけですが、どこにも「暗記だ!」みたいな雰囲気はありませんよね。淡々と作業をしているだけです。でも、少し時間が経って確認してみたら分かりますが、意外と覚えています。脳が勝手に覚えてしまっているんですね。まぁ、ぶっちゃけ

自分の脳を洗脳している

と言えるかもしれません。脳は拒否することが出来ず、覚えるしかありません。僕自身、脳ミソは自分そのものではないと思っています。なので、脳ミソをうまく洗脳して暗記させているといった感覚ですね。状況によっては「頼むから覚えてくれ!じゃないと困る!」と脳に訴えかけながら覚えています。

いずれにしても

暗記に必要なのは反復回数のみ

です。気合とか根性とか、そんな怪しげものなんてこれっぽっちも必要ないですからね。ひたすら繰り返してください!